vol.21 いよいよ5thアルバム発売!ドラムが主役「MUTEMATH」 Part1
どうも、キリハラです。
題名の通り5thアルバム『Play Dead』を先日発表したミュートマスをピックアップ。
新譜「Play Dead」
⬛️まず、新譜に関して触れていきたいのだが、
結論から言うと良かった。
前作みたいな感じになるのではないかと、半分諦めていたのだが、
求めていたミュートマスが戻ってきた!といった感じである。
やっぱりミュートマスはドラムである。
ドラムがいかにクレイジーなビートを刻み、我々の脳をガンガンに揺らしてくれるか、なのではないだろうか。
今作は、前作で全面に出ていた電子音がしっかりと装飾になっていて、
ロックな曲に彩りを与えてくれている。
それも絶妙な塩梅で。
ポールの歌声は良い意味で相変わらずだし、
曲もすこぶる良い。
ミュートマスに求めるもの
それは、やはりぶっ飛んだドラムである。
曲でいうと、『Reset』,『Break The Same』,『Blood Preasure』。
Museも同じなのだが、ミュートマスはライブバンドである。
音源よりも生音。
生音のほうが、威力10倍はある。
そして、初期の『Typical』や『Spotlight 』といった代表曲も待ち合わせ、会場を鉄板で沸かす事が出来るのが彼らの大きな魅力である。
特に『Break The Same』の演奏時の、メンバーパートごちゃ混ぜにしたときの、狂宴は思わず叫ばざるおえない。
注目はやはりドラマーのダレンで、ヘッドセットをテープで頭に巻きつけた状態で、ドラムセット解体し、それをピアノや観客の上に置いた状態でドラムを叩きつける演奏をかましてくれる。
下記のLIVE映像を是非見ていただきたい。
ミュートマスや彼らの楽曲を知らなかったとしても、
心を奪われるのではないだろうか。
Mutemath - Break the Same [Live]
常軌を逸しているクレイジードラマー。
それがダレンキングである。
楽曲に関して
さて、楽曲に関して触れていこう。
バンド構成は、ボーカルキーボード、ドラム、ベース、ギターの4人である。
■1stアルバム「MUTEMATH」では、代表曲『Typical』をはじめとして、『Chaos』や『Notice』といったグルーブ渦巻くドラムで走っていくロックナンバーや、『You Are Mine』といったしっかり聴かせるものもある。
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■2ndアルバム「Armistice」では、代表曲『Spotlight 』をはじめとして、『Goodbye』や『The Nerve』といった気持ち良いロックナンバーが多く収録されている。
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3rdアルバム「Odd Soul」では、更に更にドラムがずっしりと重く響き、『Odd Soul』や『Blood Preasure』、『Walking Paranoia』 などでそれは確認できる。
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■そして、4thアルバム「Vitals」である。
ここで音楽性ががらっと変化した。
賛否あると思うが、正味私はあまり良く思っていない。
「これはミュートマスでなくても良いのでは?」と思ってしまう。
そして、この5thアルバム『Play Dead』登場。
再びドラムにスポットライトが当たり、尚且つバンドのグルーブも進化している。
アルバムとしては、過去最高の出来なのではないだろうか。
まだ、10周くらいしか通して聴いていないが、そう言えてしまう今回のアルバム。
是非、聴いていただきたい!
と、ミュートマスらしさが復活したアルバムを出した彼らであるが、
彼ららしさの核のドラマーであるダレンがなんとこのアルバムを出すタイミングで
脱退という一報が。。
Part2に続く。