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vol.5 レヴの歌声を浴び続けたい 「Avenged Sevenfold」Part1

どうも、キリハラです。
 
今回はGuns N Rosesの継承とも呼ばれているこのバンド、Avenged Sevenfold(A7X)をピックアップ。
 
メタルという少し取っつきにくいジャンルを、現代の若者にも受け入れやすくして、アメリカでも絶大な支持を得ているこのバンド。
 
特にそのきっかけとなったのは、3rdアルバムの「City of Evil」だろう。
 

 

City of Evil

City of Evil

 

 

 
『Bat Country』,『Burn It Down』といったアルバム前半の楽曲たちは、語弊なきように記載すると、とても聴きやすく、Gunsのような`危険な感じ`を持ち合わせている。
 
 
■そして、次のアルバム「Avenged Sevenfold」は、私一押しのアルバムである。
 

 

 

Avenged Sevenfold

Avenged Sevenfold

 

 

 
このアルバムは、捨て曲がない。
 
楽曲は勿論であるが、何といってもレヴである。
 
レヴは、ドラマーであったメンバーであるが、彼の魅力の1つは、歌声だ。
 
このアルバムでは、一曲目の『Critical acclaim』や『Almost Easy』,『Afterlife』,『A Little Piece Of Heaven 』で彼のボーカルが聴けるが、天性の声だと感じる。
 
 
決して真似できない、体と心から絞りだしているスクリームは、揺さぶるものがある。
 
勿論、メインボーカルのシャドウズも非常に良いボーカルである。彼もまた他では中々聴けない力強い歌声をしていて、大好きである。
 
しかし、それを鑑みてもレヴのボーカルは最高であると言いたいのだ。
 
■そして、2つ目は作曲だ。
 
彼は、別のバンド【Pinkly Smooth】でも活動していた。
 
こちらの楽曲を聴けば、いかにレヴが才能ある人間かがわかると思う。
 
ちなみにこの別バンドでは、レヴがメインボーカルを務めている。そして、ギターではA7Xのシニスターがメンバーとして入っている。
 
彼は4thアルバム「Avenged Sevenfold」を完成させた後、他界してしまった。
 
制作途中であった5thアルバム「Nightmare」 に一部彼の楽曲おやびボーカル曲がある。『Fiction』という楽曲を聴くと彼の楽曲がこれ以上聴けないことが、非常に悔やまれる。
 
■バンドはその後、6th,7thとアルバムを出しているが、正直まだしっかり聴けていない。
 
そう、5thアルバム「Nightmare」 を聴いてレヴの要素が減っており、聴くことのモチベーションがなくなっているのが正直なところ。
 
今日時点では、ここまでに留めておくが、次回Part2ではまだ聴いていない「Nightmare」以降のアルバムも聴いて、感想を書きたいと思う。
 
最後に、もっともっとレヴというアーティストが評価されることを願う。
 
 
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