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ピックアップしたアーティストのレビューを中心に

vol.25 DiorのCM曲は誰が歌っているの?「SIA」Part1

どうも、キリハラです。

 

最近頻度高く見かけることが多いDiorのCMだが、使用されている曲は誰の曲か、

気になっている人も多いと思う。

 

これは「SIA」とい女性アーティストの『Chandelier』という曲である。

 


Sia - Chandelier (Official Video)

 

 

Chandelier

Chandelier

  • シーア
  • ポップ
  • ¥200

 

 

2014年発表のこの楽曲であるが、オーストラリア出身のプロデューサーもしている女性、シーアによって作られた楽曲である。キャリアは長く、41歳とのこと。

 

オーストラリア/アデレイド出身のシンガー・ソングライター。1997年にソロ・アーティストとしてデビューし、アルコール依存症や処方薬への依存症、双極性障害などに苦しみ、一時アーティストとして活動を休止したものの、近年ではリアーナ、ビヨンセケイティ・ペリーブリトニー・スピアーズクリスティーナ・アギレラカーリー・レイ・ジェプセンなど、数多くのトップ・アーティストの楽曲を手掛ける、ポップス界における最も重要なソングライターとして活躍。

 (Sony Music Japan SIAのプロフィールより引用:

プロフィール | シーア | ソニーミュージック オフィシャルサイト」)

 

金と黒の髪色が印象的な彼女であるが、昨年『Alive』とい楽曲の日本版MVを、女優の土屋太鳳が出演し、踊ったことでご存知の方も多いのではないだろうか。

 


Sia 『アライヴ feat. 土屋太鳳 / Alive feat. Tao Tsuchiya』

 

狂気に満ちあふれている。いや、イカれている。

そう感じさせる土屋太鳳氏は、すごいとしか言い表せない。

 

最後の指を咥えて、こちらを見つめる目は、闇しか感じない。

 

深い深い闇。狂気。何を考えているの。

 

すごいPVだ。

 

Alive

Alive

  • シーア
  • ポップ
  • ¥250

 

今後も要注目

 

女性アーティストというと、マドンナやケイティペリーをはじめとしたポップスターが目立ちがちであるが、こういう憂いも表現できるアーティストは貴重である。

 

■CMをきっかけに興味を持ち、聴き始める方も多いと思うので、私も彼女の楽曲をこれから聴き込んで、追ってレビューしたいと思う。

 

今回は取り急ぎ以上。

 

 

 

 

vol.24 仮説検証:ベボベは日本のエモバンド代表である「Base Ball Bear」Part1

 どうも、キリハラです。

 

ここで仮説を立ててみよう。

 

■日本のエモバンド代表は、

ベボベことBase Ball Bearであると。

 

Base Ball Bear

 

 

まず、エモとは何か。定義を記そう。

 

■エモとは・・・

「切ない、悲しみ、そしてやり切れない負の思いを絶望ではなく、歌声またはギターに乗せて表現する音楽である。秋の季節が非常に適している。」

《※独自解釈》

 

この定義をもとに、彼らの曲を聴いてみよう。

 

エモそのものである。

 

以前Finchを取り上げたとき、彼らは「エモそのもの」と書き記したのは記憶に新しい。

 

 

sasarumusic.hatenablog.com

 

 

Finchはエモ・スクリーモという認識は、ほぼ共通であるが、

Base Ball Bearは違うのではないだろうか。

 

『BREEEEZE GIRL』は一聴爽やかなポップバンドのそれであると思われがちだが、

それは違う。

 


Base Ball Bear - BREEEEZE GIRL

 

 何か負い目というか、ネガティブな感情が音に乗っている。

これが意図的なのか、そうでないかは勉強不足で恐縮であるが、わからない。

 

 

『 抱きしめたい』

 


Base Ball Bear - 抱きしめたい

 

説明不要だろう。もうエモ過ぎる。

 

唇を湿らせるくらいのことが

この胸締め付けるよ

抱きしめたい

 

 

エモい。これはエモだ。

 

アルバム「17歳」に収録されている曲であるが、その他の曲もエモい。

 

 

十七歳

十七歳

 

 

 

おそらくこれらの楽曲に憂いの要素がなく、

スピード上げたらこれは青春パンク〔メロコア〕になるのであろう。

 

 と、書いてきたものの、私自身まだこのバンドの多くは知らない。

1stアルバムから3rdアルバムまでしか、聞いていない状態であることは

お伝えしておきたい。

 

今後、4th以降も聴いていくので、それはまた追って取り上げていきたい。

 

以上。

 

 

 

 

 

 

 

vol.23 「The Used」Scream呪縛からの解放 新曲「Over And Over Again」Part2

こんばんは、キリハラです。

 

さて、破茶滅茶なPVも公開されたThe Used待望の新曲、『Over And Over Again』。

 


The Used - Over And Over Again (Official Music Video)

 

新しいアルバム「The Canyon」収録で、アルバムは10/27に発売される。

 

The Canyon

The Canyon

 

The Canyon 

 

そしてなんと今回のアルバム、初の2枚組アルバムである。

 

なぜこのストリーミング全盛期に、2枚組アルバムを発表するのか。興味深い。

 

以前、The Usedは取り上げており、

その際に魅力はお伝えしたと思う。

 

 

sasarumusic.hatenablog.com

 

 

今回はこの新曲に絞って、書いていきたいと思う。

 

新曲「Over And Over Again」

 

とても良い。2ndアルバム収録の『Let It Bleed』が頭に過ぎるギターのリフの感じ、

そしてすごく良いPOP。

 

それと今回のアルバムからギタリストが替わっていることも

影響しているかもしれない。

 

長年ギターを務めていたクインから、Saosinのジャスティンが加入してから

初めてのアルバムである。

 

モッシュするよりかは、各々で踊りたくなる楽曲である。

 

The Usedのファンの多くには、1stのようなバートの絶叫超絶スクリームを期待している人も中にはいるかもしれない。いや、いるだろう。

 

でもそれを今の彼らに望む必要はないのではないか。

 

もう彼らはScreamの呪縛から解放されて良い。そんな兆しが見えた1曲であった。

 

新アルバムの他の楽曲が公開されたら、また取り上げたいと思う。

 

以上。