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ピックアップしたアーティストのレビューを中心に

vol.24 仮説検証:ベボベは日本のエモバンド代表である「Base Ball Bear」Part1

 どうも、キリハラです。

 

ここで仮説を立ててみよう。

 

■日本のエモバンド代表は、

ベボベことBase Ball Bearであると。

 

Base Ball Bear

 

 

まず、エモとは何か。定義を記そう。

 

■エモとは・・・

「切ない、悲しみ、そしてやり切れない負の思いを絶望ではなく、歌声またはギターに乗せて表現する音楽である。秋の季節が非常に適している。」

《※独自解釈》

 

この定義をもとに、彼らの曲を聴いてみよう。

 

エモそのものである。

 

以前Finchを取り上げたとき、彼らは「エモそのもの」と書き記したのは記憶に新しい。

 

 

sasarumusic.hatenablog.com

 

 

Finchはエモ・スクリーモという認識は、ほぼ共通であるが、

Base Ball Bearは違うのではないだろうか。

 

『BREEEEZE GIRL』は一聴爽やかなポップバンドのそれであると思われがちだが、

それは違う。

 


Base Ball Bear - BREEEEZE GIRL

 

 何か負い目というか、ネガティブな感情が音に乗っている。

これが意図的なのか、そうでないかは勉強不足で恐縮であるが、わからない。

 

 

『 抱きしめたい』

 


Base Ball Bear - 抱きしめたい

 

説明不要だろう。もうエモ過ぎる。

 

唇を湿らせるくらいのことが

この胸締め付けるよ

抱きしめたい

 

 

エモい。これはエモだ。

 

アルバム「17歳」に収録されている曲であるが、その他の曲もエモい。

 

 

十七歳

十七歳

 

 

 

おそらくこれらの楽曲に憂いの要素がなく、

スピード上げたらこれは青春パンク〔メロコア〕になるのであろう。

 

 と、書いてきたものの、私自身まだこのバンドの多くは知らない。

1stアルバムから3rdアルバムまでしか、聞いていない状態であることは

お伝えしておきたい。

 

今後、4th以降も聴いていくので、それはまた追って取り上げていきたい。

 

以上。

 

 

 

 

 

 

 

vol.23 「The Used」Scream呪縛からの解放 新曲「Over And Over Again」Part2

こんばんは、キリハラです。

 

さて、破茶滅茶なPVも公開されたThe Used待望の新曲、『Over And Over Again』。

 


The Used - Over And Over Again (Official Music Video)

 

新しいアルバム「The Canyon」収録で、アルバムは10/27に発売される。

 

The Canyon

The Canyon

 

The Canyon 

 

そしてなんと今回のアルバム、初の2枚組アルバムである。

 

なぜこのストリーミング全盛期に、2枚組アルバムを発表するのか。興味深い。

 

以前、The Usedは取り上げており、

その際に魅力はお伝えしたと思う。

 

 

sasarumusic.hatenablog.com

 

 

今回はこの新曲に絞って、書いていきたいと思う。

 

新曲「Over And Over Again」

 

とても良い。2ndアルバム収録の『Let It Bleed』が頭に過ぎるギターのリフの感じ、

そしてすごく良いPOP。

 

それと今回のアルバムからギタリストが替わっていることも

影響しているかもしれない。

 

長年ギターを務めていたクインから、Saosinのジャスティンが加入してから

初めてのアルバムである。

 

モッシュするよりかは、各々で踊りたくなる楽曲である。

 

The Usedのファンの多くには、1stのようなバートの絶叫超絶スクリームを期待している人も中にはいるかもしれない。いや、いるだろう。

 

でもそれを今の彼らに望む必要はないのではないか。

 

もう彼らはScreamの呪縛から解放されて良い。そんな兆しが見えた1曲であった。

 

新アルバムの他の楽曲が公開されたら、また取り上げたいと思う。

 

以上。

 

 

 

 

vol.22  新作から知った人に向けて過去楽曲のPICK UP「MUTEMATH」 Part2

こんばんは。 キリハラです。

 

■前回MUTEMATH Part1を投稿したのに続き、本日はPart2を。

 

 

sasarumusic.hatenablog.com

 

 

そう、この新譜を出したタイミングで、名物ドラマーであるダレンキングが

バンドからの離脱を発表。

 

予定されているツアーは、別のドラマーで回るとのことであるが、まさかの事態である。

 

まだ理由が明確になっていないため、これ以上言及を避けるが、とにかく残念である。

 

楽曲に関して Part2

 

さて、ミュートマスの楽曲に関して、

Part1以上に深掘りしよう。

 

■TypicalやSpotlightに関しては、他でも語り尽くされていると思うので、それ以外で。

 

■Peculiar People

 

Peculiar People

Peculiar People

 

こちら、2004年の「RESET」EPからの1曲。

中盤のYeah~Oh~、そして少しR&B調なメロディで進行していくこの楽曲は

実にMUTEMATHっぽい1曲。

 

■Chaos

 1st「MUTEMATH」からの1曲。

2:44から「ミュートマスRUSH」は必聴。以上。

 

 

Chaos

Chaos

 

■Burden

 2nd「Armistice」の最後の楽曲。

9:00ほどの長尺な楽曲であるが、MUTEMATHの魅力が詰め込まれているので

是非堪能いただきたい楽曲の1つである。

 

 

Burden

Burden

 

■Prytania

 

3rd「Odd Soul」の2曲目の楽曲。

POPでドラムも乱れ打つこの楽曲は、良い天気のときの散歩時における最高のBGMとなるだろう。

 

 

Prytania

Prytania

 

以上、ここまで。

 

次は新譜「Play Dead」の楽曲に関して、しっかり聴いてから触れていきたい。